戦艦大和のペーパークラフト作成 1〜大艦巨砲主義の権化・紙を折り込む・立体をつくる〜|第二次世界大戦

前回は「ドイツの戦車模型〜ペーパークラフト・大砲をつくる〜」の話でした。

目次

戦艦大和のペーパークラフト

戦艦大和(Wikipedia)

前回に引き続き、歴史群像付録のペーパークラフト「戦艦大和」を作成しました。

この「戦艦大和」は、昨年の歴史群像の付録でした。

面白そうだな。

と、思ったものの、思いのほかパーツが細かかったので、

そのうちに。

と思って、本棚にしまったままでした。

戦艦大和(Wikipedia)

旧日本軍の「大艦巨砲主義」を「空前の大きさ」で実現した戦艦大和。

「大艦巨砲主義の権化」とも言える存在でした。

「大和」という日本の別名であることから、私たち日本人にとって「特別な存在」であり続けている戦艦大和。

実際には、それほど活躍する場はありませんでした。

まさに「戦艦から空母へ」移行する時代の間に、誕生した「戦艦大和」という存在。

第一航空艦隊旗艦 空母赤城(Wikipedia)

その莫大な費用と大いなる手間の割には、大和の活躍は「ささやか」とも言える存在でした。

その、日本人にとって大事な大事な、戦艦大和を実際に作ってみます。

子どもと一緒に制作

ペーパークラフト「戦艦大和」(歴史群像2021年 8月号 学研)

前回の、ドイツ戦車に続いて、小学校低学年の子どもと一緒に作成しました。

比較的大きなパーツですが、切断箇所は結構細かいです。

このペーパークラフトの良い面は、タミヤ模型などの、「ウォーターラインシリーズ」と同じ1:700であることです。

スケールが同じだと、並べて比較できるのが良いです。

ペーパークラフト「戦艦大和」(歴史群像2021年 8月号 学研)

紙を貼って、戦艦大和の底面ができました。

ペーパークラフト「戦艦大和」(歴史群像2021年 8月号 学研)

さすが「歴史群像」らしく、大和のディテールまで再現しているので、曲面も非常に細かく再現されています。

紙を折り込んで、立体をつくる

ペーパークラフト「戦艦大和」(歴史群像2021年 8月号 学研)

だいぶ戦艦大和らしくなってきました。

写真を見て分かります通り、側面の曲面がしっかり再現されていています。

プラモデルならば、切って接着すれば良いのですが、ペーパークラフトは、元は「紙」です。

そのため、「紙を折り込んで、立体をつくる」必要があります。

結構大変ですが、なかなか面白いです。

ペーパークラフト「戦艦大和」(歴史群像2021年 8月号 学研)

これは、
どうやって作るのかな?

説明書を読むと、複雑な形状なので、思わずじっと見て、考えてしまいます。

ペーパークラフト「戦艦大和」(歴史群像2021年 8月号 学研)

山折・谷折を駆使して、なんとかできました。

思ったよりも、
なかなか難しいな。

これから小さなパーツが続きますが、次回も船体作成の話です。

下の写真は「完成時」の「ペーパークラフト戦艦大和」です。

ペーパークラフト「戦艦大和」(歴史群像2021年 8月号 学研)
ペーパークラフト「戦艦大和」(歴史群像2021年 8月号 学研)
新歴史紀行

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次