真珠湾奇襲攻撃 82〜米国の準備〜|太平洋戦争

前回は「真珠湾奇襲攻撃 81〜「大勝利」に酔う日本〜」の話でした。

Ernest King司令官(Wikipedia)

「大勝利」あるいは「大戦果」に大きく沸く日本。

対して、米国は冷静に対日戦を準備していました。

思いの外、
大損害を受けた・・・

今後、どのように対日戦を
戦ってゆくか。

Harold Stark米海軍作戦総長(部長)

差し当たって、
キンメル太平洋司令長官を更迭せなばな。

そうですね。

Husband Kimmlel米太平洋艦隊司令長官(Wikipedia)

キンメル長官は「責任を取らされて」更迭が決まります。

後任はニミッツだな。

彼なら、うってつけでしょう。

では、ニミッツを
ノックス長官に推薦しよう。

Frank Knox海軍長官(Wikipedia)

キンメルの後は、
ニミッツが良いかと。

そうですな。

Chester Nimitz新米太平洋艦隊司令長官

ニミッツよ。

新たに米太平洋艦隊司令長官に
就任してもらいたい。

お任せください。

これで、対日戦の前線司令長官が決定しました。

この後、米海軍内で様々な駆け引きを経て、キング司令官が海軍作戦部長(総長)と米艦隊司令長官を兼ねます。

しかし、
Nagumoの機動部隊の強さは・・・

航空隊が、あれほどの
戦果を挙げるとは・・・

山本五十六 連合艦隊司令長官(連合艦隊司令長官 別冊歴史読本 新人物往来社)

山本長官が主導してきた「空母による航空戦」と「空母集中運用による機動部隊」は、当時新鮮でした。

あの強さは・・・

全く考えていなかった。

我がUSは空母増産に力を
もっと入れなければ!

そして、我が海軍もまた、
大きな戦略の変更が必要だ。

「次なる戦い」へ向け、着実に戦略を進める米国でした。

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