前回は「真珠湾奇襲攻撃 80〜全会一致で対日戦へ向かう米国〜」の話でした。

奇襲攻撃ならぬ、「騙し討ち」となってしまった日本軍の真珠湾奇襲攻撃。

こんな馬鹿な・・・
唇を噛む山本長官ですが、すでに「後の祭り」です。





肝心の空母を討ち漏らした・・・



これからは
戦艦ではなく、空母主軸の戦いになる!
とずっと考えている山本長官にとって、「戦艦をいくつか撃沈」は大した戦果ではありません。
ただし、奇襲攻撃を賛美する報道もあり、日本国内は
真珠湾奇襲攻撃成功!
米国に大打撃与えた!
と大興奮です。


日本政府の暗号解読で、「攻撃を事前に知っていた」ルーズベルト大統領。





Japanは一方的に、我がUSを
攻撃した!



そして、多くの将兵が
戦死したのだ!



Remember Pearl Harbor!


米国でも対日戦が開始し、ドイツなどとも戦争が始まったことで連日大報道となります。





空母不在は
仕方ないとしても・・・



石油タンク、工廠を
破壊しておけば・・・
真珠湾へ第二次攻撃を攻撃しなかったことを悔やむ山口司令官。
しかし、日本海軍内はすでに「お祭り騒ぎ」です。
大戦果だ!
二階級特進か?
勝手に「二階級特進」という話まで出る状況。
米国と異なり、日本は「二階級特進」は戦死しない限り、ありません。



二階級特進?



馬鹿な!
あまりの騒ぎっぷりに、山口司令官は苦言を呈さざるを得ません。



我が二航戦(第二航空戦隊)の将兵は
二階級特進などいらんわ!
えっ・・・・・
あの・・・・・
シーンとする大はしゃぎの海軍士官たちでした。