前回は「真珠湾奇襲攻撃 37〜戦艦と空母と海兵40期〜」でした。


キンメルの奴め、死なねば良いが・・・・・
つぶやくハル国務長官。





現状では、致命傷には、なってはいないという報告受けています。



キンメル司令長官の生命に、
別状はないでしょう。



そうか・・・
安心するハル長官。



しかし、
これだけの大損害を受けているのだ、



キンメルには
責任とってもらわねばならぬな。
ハル長官は、負傷しているキンメル長官に同情しながらも、そう言います。
事前に「日本軍の攻撃の可能性」を知らせていれば、キンメル長官が対策とったであろうことを考えると、胸が痛いです。



キンメルには悪いことしたか・・・



それは、もちろんそうです。



後任は誰が適任だろうか。



それはニミッツしかいません。


翌年1942年、米国海軍作戦部長兼米国艦隊司令長官に就任するキング。
「米海軍のトップ」として、米海軍全体を指揮することになります
そして、トップ就任間近のキング司令官が「ニミッツしかいない」とまで言うほどの男。


日本海軍・山本長官にとって天敵となる男が登場しました。