前回は「薩摩の海から 3」の話でした。

維新繋がりで、九州から四国へ移動です。
今回は坂本龍馬の土佐 桂浜です。

荒々しい海で、風光明媚で美しい浜です。
「竜馬がゆく」で幕末維新の基本を学んだり、坂本龍馬が好きになる方は多いと思います。
僕も大学一年生の時に読んで、大変感銘を受けるとともに、単純に非常に面白い小説だと思いました。
後年、司馬遼太郎氏自身が語っている通り、「竜馬がゆく」は架空の話・人物が多く、脚色も多いです。

面白すぎる内容になっていますが、幕末維新の雰囲気を知るには、大変良い書物です。
桂浜には、もちろん坂本龍馬の銅像があります。

まさに辺りを睥睨するかの迫力です。
幕末には、坂本龍馬が海援隊を、同じ土佐藩の中岡慎太郎が陸援隊を組織し、風雲を駆け抜けました。

途中から坂本龍馬は脱藩して、「無国籍の人間」になります。
そして、薩摩と長州の間に、武士兼商人として入ってゆき、仲をとりもつ一人となります。


幕府を倒すには、
薩長同盟しか、ないぜよ!



薩摩と長州が手を結ぶ、
この究極的な戦略しかない!



それはそうだが・・・
これは、少し脚色されている面が強いですが、「薩長同盟の立役者」となります。





薩摩と手を結ぶだと・・・



薩摩の奴らが、私たち長州に何をしてきたのか
理解しているのか?
実際、この薩長同盟は「極めて困難なこと」でした。



それしかないだろう!
当時、世界最強国・英国と強い関係を持っていた坂本龍馬。
非常に強い説得力がありました。
そして、幕末の日本にピリオドを打つ役目を果たします。