西郷隆盛 6〜幕府の対外政策と薩摩 2〜

前回は「西郷隆盛 5〜幕府の対外政策と薩摩 1〜」の話でした。

西郷隆盛(国立国会図書館)

薩摩は、昔から密貿易などで、
中国以外の異国とも接してきた。

幕府は、出島の長崎奉行に任せすぎて、
大概折衝能力が低いのではないか。

次々と押し寄せる、海外からの接触。

Townsend Harris(Wikipedia)

米国は日米和親条約を最初に結び、いわば「日本の開国の先鞭をつけた」存在。

ここで、英国・フランスなどが乗り込んできます。

フランス公使Leon Roches(Wikipedia)

我が合衆国が、
英国やフランスに出し抜かれてしまう!

焦るハリス。

そして、幕府に強引に迫ります。

早く条約を締結しろ!


この時期に登場したのが、平時には置かれない大老として颯爽と登場したのが井伊直弼。

大老 井伊 直弼(Wikipedia)

徳川家の超譜代として、徳川御三家とも伍す勢いを持つ井伊家の当主。

この非常事態に乗り込んできました。

この井伊直弼が、
幕府の混乱を鎮めて見せましょう。

面白くなってきたな・・・

西郷隆盛もまた、諸方から情報を集めながら、考えていました。

我が薩摩のとるべき道は?


将軍継嗣問題もあり、島津斉彬は軍勢を率いて上洛しようと考えていました。

薩摩藩主 島津 斉彬(国立国会図書館)

斉彬様が、薩摩軍勢を率いて
上洛する予定ごわすか!

斉彬様ならば、徳川幕府に物申して、
我が薩摩の武威を天下に知らしめてくれようぞ!

斉彬は薩摩島津家の威信を天下に知らしめ、幕政への参画を考えていました。

西郷よ。
江戸で情報を集め、諸般の志士と接触を濃厚にせよ!

我が薩摩の将来は、お前にかかっておる!

ははっ!

お任せを!

事態は、俄かに風雲急を告げてきました。

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