井伊直弼 7〜家定の決意〜|幕末維新

前回は「井伊直弼 6〜困惑する幕府〜」の話でした。

井伊 直弼(Wikipedia)

リーダーシップ不在に悩む、第十三代将軍 徳川 家定。

第十三代将軍 徳川 家定(Wikipedia)

強いリーダーシップを持つ人間に、
補佐して欲しい・・・・・

悩んでいるところに、さらに1858年には、米国からハリスがやってきます。

Townsend Harris(Wikipedia)

ハリスは、日米和親条約に続く条約を迫ってきて、事態が急展開します。

また変な外国人が出てきた・・・・・

今の徳川幕府には、
手に負えぬ・・・・・

外交問題がさらに増えました。

その中、条約の責任者であった老中 堀田正睦は朝廷との折衝に失敗します。

老中首座 堀田 正睦(歴史道vol.6 朝日新聞出版)

堀田ではダメだ。

この難局を乗り切るタマではない・・・・・

悩む将軍家定。

時は1858年。

明治維新まで、あと残すところ9年でした。

徳川幕府の屋台骨がグラグラ揺らいでいることを肌で実感していた将軍家定。

米国だけでも相手をするのが大変なのに、英国・仏国と急に大勢やってきました。

事態は収集どころか、もはや何がなんだか訳がわからない状況です。

英国公使 Sir Rutherford Alcock(Wikipedia)

ここは、大老を任命するしかない。

家定は、非常職の大老設置を決意します。

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