前回は「西郷隆盛 4〜急変する世の中〜」の話でした。

開国派と攘夷派で議論沸騰中の日本。
その中、なんとか日米修好通商条約締結の方針でまとめ上げた老中首座の堀田正睦。

しかし、孝明天皇にストップをかけられてしまいます。
完全に想定外の「天皇の猛反対」で、事態は全く進展しない状況になります。

ハリスは、驚きの情報を得ます。
それは、英国とフランスも「日本と通商条約的結を狙っている」情報でした。
英仏それぞれが、幕府に持ちかけようとしていたのです。


What?



英国・フランスが、我が米国の先を
狙っているだと!



ふざけんな!





おい!ちょっと待て



最初に通商条約を、
幕府に打診したのは米国なんだ!



俺なんだ!
怒り心頭のハリス。
交渉していた米国のハリスはイライラし、大いに焦ります。



さて、徳川幕府は、
どう出るかな?