前回は「真珠湾奇襲攻撃 35〜主役は空母へ〜」でした。
キング司令官は続けます。
「我々は情報部と共に、OSS(CIAの前身)と共にYamamotoを研究してきました。
しかし、Yamamotoがここまで退去して攻め込んでくることを想定していませんでした。
最大で正規空母2〜4隻程度を投入して、攻撃してくると考えていたのです。」と。
「そうか。」と唇を噛むハル国務長官。
想定を大きく越える米海軍の被害。
ハル国務長官とキング司令官が協議する間にも、続々と被害の報告がされていました。
しかし、ルーズベルト大統領が強い決意を示す演説を米議会で行い、
米国民を鼓舞したのちは、日本への反撃に移らねばなりません。
Franklin Roosebelt米大統領(Wikipedia)
「なんとか、日本に痛烈な反撃ができないか。」とハル長官。
「我海軍の大西洋の艦隊を一部太平洋に回して、日本に対抗するしかありません。
それでも反撃というよりも防衛するのがせいぜいです。
Nagumoはそれほど強力です。」とキング司令官。
「我海軍の大西洋の艦隊を一部太平洋に回して、日本に対抗するしかありません。
それでも反撃というよりも防衛するのがせいぜいです。
Nagumoはそれほど強力です。」とキング司令官。
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