真珠湾奇襲攻撃 36〜艦隊の再編成へ向かう米海軍〜|太平洋戦争

前回は「真珠湾奇襲攻撃 35〜主役は空母へ〜」でした。

Ernest King司令官(Wikipedia)

キング司令官は続けます。

我々は情報部・OSS(CIAの前身)と共に、
Yamamotoを研究してきました。

しかし、Yamamotoが、ここまでの大艦隊で、
攻め込んでくることを想定していませんでした。

真珠湾攻撃の可能性も、考えてはいましたが・・・

最大で、正規空母2〜4隻程度と考えていました。

Cordell Hull米国務長官(Wikipedia)

そうか・・・

唇を噛むハル国務長官。

想定を、大きく越える米海軍の被害。

ハル国務長官とキング司令官が協議する間にも、続々と被害の報告がされていました。

これは、甚大すぎる被害だ・・・

Franklin Roosebelt米大統領(Wikipedia)

まずは、ルーズベルト大統領が強い決意を示す演説を米議会で行い、米国民を鼓舞します。

そして、日本への反撃に移らねばなりません。

なんとか、日本に痛烈な反撃ができないか。

我海軍の大西洋の艦隊を一部太平洋に
回すしか、手はありません。

我が米軍は、欧州へ戦力を集中しています。

その一部を割いて、日本軍に対抗するしかありません。

うむ。

それでも反撃というよりも、当面は防衛するのが精一杯です。

Nagumoは、それほど強力です。

Husband Kimmlel米太平洋艦隊司令長官(Wikipedia)

二人がこうして協議している間に、キンメル米太平洋艦隊司令長官が負傷した連絡がありました。

くそ!ジャップの野郎どもめが!

激怒するハル長官。

日本海軍が、「真珠湾を攻撃する可能性」を事前に想定していたハル国務長官。

あえて、その可能性をキンメル司令長官に伝えなかったことを、少し悔やみます。

キンメルの奴が、無事であれば良いが。

そう願うハル長官。

南雲忠一 第一航空艦隊司令長官(連合艦隊司令長官 別冊歴史読本 新人物往来社)

この間も、南雲司令長官率いる第一航空艦隊=Nagumo機動部隊は真珠湾を猛攻撃し続けていました。

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