前回は「国家侮辱文書」とルーズベルトの思惑〜悪夢の「ヒトラー欧州制圧」・対日戦の「上手な開始方法」探る米国・なぜか放置した米国対案〜」の話でした。
大英帝国との「手頃な講和」望んだヒトラー:「愚策」の独ソ戦

Roosevelt我がUnited Statesが
参戦せねば・・・



Europe全土が
Hitlerのものとなる・・・
どう考えても「水と油」を超えて、「水と石」のような関係だった米国とヒトラー率いるドイツ。



このままゆけば、
全てのEuropeを我が手に!
米国にとって、絶対に「融和できない相手」でした。
この頃、既に「圧倒的な存在」となっていた米国。


現代においても、圧倒的存在であった米国は、1941年当時「既に圧倒的存在」でした。
石油は、「世界生産量の2/3を握る」存在であり、これだけでも「超越した存在」だった米国。
石油に関しては、ドイツも全く「米国に歯が立たない」状況でした。
そして、1941年6月22日に、突如、独ソ不可侵条約を一方的に破棄して、ソ連に侵攻したヒトラー。


当時、同盟を締結していた南方のイタリアなどの枢軸国以外、西の大英帝国などと戦っていたドイツ。
そのドイツが、東の超大国・ソ連に攻め込んだのは、誰がどう見ても「愚策」でした。
ところが、ヒトラーの視点から見れば、



UKを
潰すつもりはない・・・
そもそも大英帝国と戦争していたものの、世界中に植民地を有していた大英帝国。


大英帝国の領土の範囲と比較すると、ドイツは「全く狭い」領土だった当時。



UKとは手頃なところで、
講和をしたい・・・
当然ながら、ヒトラーは大英帝国との講話を望んでいましたが、



Hitlerなどと
講和など出来るか!



我がUKは、悪魔のようなHitler
とは絶対に戦い抜く!



必ず、必ず
勝ってみせるのだ!
チャーチル首相は、絶対にドイツとの講和を拒否し続けていました。
「別格の科学力」を有したドイツ帝国:アインシュタインとプランク


絶対に「ドイツには屈服しない」姿勢のチャーチルでしたが、



とは言っても、このままでは
Hitlerに負けてしまう・・・
この頃、科学技術では、米独が世界一を争っていました。


あのアインシュタインが生まれたのも、当時のドイツ帝国でした。


20世紀初頭の科学界・物理学会のボスであったマックス・プランクもまたドイツ人でした。


さらに、この頃、V2ロケット開発中だったノイマンもまた、ドイツ人でした。
現代においても「ロケットの父」と呼ばれるほどの頭脳を有したのが、ノイマンでした。
このように、ドイツの科学力は世界を圧倒する存在であり、科学力を活かした兵器も圧倒的でした。
ならば、ドイツと同盟していたイタリアはどうか、というと、イタリアにも強力な科学者がいました。


「フェルミ分布」などで有名なエンリコ・フェルミは、イタリア人でした。
このように、そもそも1900年頃までは「圧倒的に欧州中心であった」世界。
そして、それから40年ほどしか経過していない当時において、独伊は凄まじい勢いでした。
もちろん、大英帝国やフランスにも優れた科学者は多数いましたが、「ドイツは別格」でした。
このまま、アインシュタインやフェルミらが、ドイツ帝国に協力し続けた歴史があったら。
その時は、本当にドイツが欧州を制圧し、世界を征服していたかもしれません。
ところが、政治においても、軍事においても「天才的」だったヒトラーは、大失策を犯しました。



ユダヤ人を
この世から消すのだ!
もともと、ユダヤ人を異常なまでに敵視していたヒトラーは、「ユダヤ人撲滅」を実行しました。



こんな国に
いられない・・・
当然ながら、アインシュタインはドイツを脱出しました。



我が妻は
ユダヤ人・・・



我が国
Italyにはいられない・・・
妻がイタリア人であったフェルミもまた、ヒトラーと同盟していたイタリアを脱出しました。
そして、彼ら極めて優れた科学者たちが向かった先は、自由の国・米国でした。
そして、アインシュタインは間接的に、フェルミは直接的に米国で原爆開発に協力しました。
「ユダヤ人撲滅」によって、ドイツ帝国を一体化したヒトラー。
ところが、ドイツ軍の猛烈なパワーの源泉の科学力において、致命的失策を犯したのでした。



我がGermanyは
既に圧倒的科学力を持つ!



ユダヤ人やユダヤ人と
つながる科学者など不要だ!
当時、ヒトラーはこのように考えていたと思われます。
そして、強気一辺倒のヒトラーは、独ソ戦に乗り出し、全面戦争に乗り込みました。

