前回は「北条氏康 1〜関東の鷲を産んだ北条家〜」でした。

関東の端っこにある伊豆に地歩を築いた伊勢宗瑞(以下、北条早雲)。

なんと、伊豆の端から相模に侵攻して、強豪三浦氏を滅ぼしてしまいます。


小田原城は、知略で落城させた!



三浦を攻め滅ぼしたぞ!
当初は、同盟関係にあった扇谷上杉氏と断交した早雲。
調子に乗って、相模を北上、侵攻を続けます。


さらに各所で、旧勢力の親玉である上杉氏に勝ちます。
関東に全く地盤もない中、早雲は伊豆の端からどんどん北上してゆきます。
そして、ついに相模の過半を占領するに至ります。
そして、1518年に早雲は隠居して、二代目の氏綱にバトンタッチされます。





氏綱よ。
あとは任せた!



父上!
お任せを!
まだ武田信玄は、生まれてません。


信玄より若い謙信・信長も、もちろん出生してなく、戦国時代は始まったばかり。
二代目氏綱は父 早雲が開いた戦国の風雲の扉を、大きく開いて時代の最先端を駆け抜けてゆきます。
この時は、まだ「伊勢氏」を名乗っていた北条氏。
関東と無関係だった伊勢氏が、関東を席巻してゆきます。



我が伊勢家を、
発展させるのだ!