北条氏康 2〜急速に発展する北条家〜|戦国武将

前回は「北条氏康 1〜関東の鷲を産んだ北条家〜」でした。

北条 氏康(Wikipedia)

関東の端っこにある伊豆に地歩を築いた伊勢宗瑞(以下、北条早雲)。

北条 早雲(Wikipedia)

なんと、伊豆の端から相模に侵攻して、強豪三浦氏を滅ぼしてしまいます。

関東勢力図:1507年頃(歴史人2020年11月号 KKベストセラーズ)

小田原城は、知略で落城させた!

三浦を攻め滅ぼしたぞ!

当初は、同盟関係にあった扇谷上杉氏と断交した早雲。

調子に乗って、相模を北上、侵攻を続けます。

関東勢力図:1516年頃(歴史人2020年11月号 KKベストセラーズ)

さらに各所で、旧勢力の親玉である上杉氏に勝ちます。

関東に全く地盤もない中、早雲は伊豆の端からどんどん北上してゆきます。

そして、ついに相模の過半を占領するに至ります。

そして、1518年に早雲は隠居して、二代目の氏綱にバトンタッチされます。

北条 氏綱(Wikipedia)

氏綱よ。
あとは任せた!

父上!
お任せを!

まだ武田信玄は、生まれてません。

武田 晴信(信玄)(歴史群像シリーズ 図説・戦国武将118 学研)

信玄より若い謙信・信長も、もちろん出生してなく、戦国時代は始まったばかり。

二代目氏綱は父 早雲が開いた戦国の風雲の扉を、大きく開いて時代の最先端を駆け抜けてゆきます。

この時は、まだ「伊勢氏」を名乗っていた北条氏。

関東と無関係だった伊勢氏が、関東を席巻してゆきます。

我が伊勢家を、
発展させるのだ!

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