前回は「滝川一益 22〜排除される忍武神 1〜」の話でした。

すでに羽柴秀吉が「時勢の勢い」を背景にした、人智を超えたパワーを持っていました。
智謀高き猛将・滝川一益といえど、抵抗はしようがなかったのでしょう。


猿の横暴は許せん!


柴田勝家と羽柴秀吉の関係が決裂します。
しかし、まだ冬の時期で柴田勝家の本拠地・越前からは出陣できません。



今だ!



まずは、滝川を
片付ける!


滝川一益は、柴田勝家方として戦います。



防戦せよ!
しかし、すでに往時の勢い・能力を大きく失い「らしくない戦い」が続きます。
勢いが強い羽柴軍に対して、為す術もなく開城するに至ります。



猿ごときに・・・
早くから信長に仕え、秀吉の身分が低い頃に、すでに織田家の重臣だった一益。



猿なんかに、負けた・・・
一益を下した秀吉は、北上して柴田勝家の本軍と決戦に至ります。



猿!
勝負だ!



勝家殿!
勝たせてもらいますぞ!
すでに、無力となっていた一益でした。