回は「高杉晋作 6〜疾風の男の実行力 1〜」の話でした。

西郷や大久保たちから見たら、書生っぽいというか、子供っぽいとも言える「英国公使館焼き討ち」。


長州藩のやることは、
少し幼い。
この未曽有の事件を断行した高杉・久坂・伊藤博文・品川弥二郎ら長州の若者たち。


口先だけではなく、実際に実行するのが高杉晋作の真骨頂でした。



とにかく実行!
この姿勢は、常に先を読む西郷・大久保たちとは大きく異なる点です。



先の先まで読んだ後に、
実行だ!





長州は、何が目的なんだ



焼き討ちして、何になるのだ?
当時英国公使だったRutherford Alcock。


Alcockは、びっくり仰天します。



こんな危ない奴らに狙われる
場所に、公使館は建てられない・・・
そして、危険すぎる江戸から横浜へ、公使館建設地を移動します。



こいつら一体なんなんだ?



Japanという国は、大丈夫か?
この焼き討ちには高杉の子分として、若き日の伊藤博文も加わっています。


我が国の初代内閣総理大臣は若き日に、こんなヤンチャ坊主だったのです。



政治は実行!
が、しかし、伊藤や井上馨などの明治新政府の大物たちは、高杉から多くを学んだに違いない。
「言葉だけではなく、実行すること」の大事さを。