高杉晋作 6〜疾風の男の実行力 1〜

前回は「高杉晋作 5〜疾風の男の目論み〜」の話でした。

高杉晋作(国立国会図書館)

当時世界一の国家であった英国。

その英国公使館を焼き討ちするという、とんでもないことを実行した高杉・久坂・伊藤博文・品川弥二郎ら長州の若者たち。

久坂玄瑞(義助)(国立国会図書館)

吉田松陰の強い影響があるとは言え、信じ難いことではあります。

吉田松陰(国立国会図書館)

やったぜ!

攘夷を見せつけてやった!

この焼き討ちは「見せしめ的要素」が強く、見方によっては子供っぽい印象すら受けます。

薩摩藩の西郷たちだったら、やらなかったでしょう。

西郷 隆盛(国立国会図書館)

なにガキっぽいことやってんだ。

長州藩はガキの集まりか?

年上の西郷から見たら、高杉たちの行為は拙速に映ったでしょう。

そして、この頃の長州藩士の攘夷のやり方は、日本国中に知れ渡ります。

そして、西郷隆盛ら薩摩藩士にとって「長州藩士はこういう人間」という固定観念が出来たでしょう。

長州藩というのは、こういう藩なのか。

ちょっと、よく分からないな・・・

こういうところが「書生っぽい長州人」と言われる所以です。

しかし、その実行力は驚嘆するに値するでしょう。

口先だけで言うのは誰でも出来ます。

口先でなら、なんとでも言える!

実行力が全てだ!

当時世界一だった英国公使館を焼き討ちするなど、普通の神経ならば「恐ろしくて出来ない」のです。

若き日の伊藤博文(俊輔)(Wikipedia)

この若者たちの一種「異様なノリ」が長州藩の原動力でした。

高杉さん、久坂さんに続けぇ〜!

そして、彼らの若い命が光り輝き、その光によって現政権であった徳川幕府は、崩壊へと向かってゆくのでした。

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