柴田勝家 5〜内政にも長じた飛武神〜

前回は「柴田勝家 4〜飛武神の奮戦〜」の話でした。

柴田勝家(歴史群像シリーズ 図説・戦国武将118 学研)

柴田軍団の北陸方面軍誕生以前に、信長は一向宗門徒系の一揆軍団に煮湯を飲まされ続けています。

織田 信長(歴史群像シリーズ 図説・戦国武将118 学研)

おのれ、本願寺め!

宗教によって結びつけられた軍勢は、
異常に強い・・・

長島願証寺との戦いには、大きな時間とエネルギーが注がれ、大変な苦労をしました。

織田家の軍団が大打撃を受けつつも、信長は、なんとか長島願証寺を叩き潰します。

私めが、北陸の本願寺本拠地を叩き潰して
ご覧に入れます!

柴田勝家の北陸侵攻(歴史群像シリーズ51 戦国合戦大全下巻)

北陸方面という「一向宗の根城」を叩き潰すには、突破力ある柴田勝家がベストでした。

そして、織田家には他に適任者がいなかったのが実情でしょう。

佐々成政(歴史人2016年12月号 KKベストセラーズ)

佐々成政は、のちに秀吉に切腹させられたこともあり、あまり評価が高くないです。

しかし、彼の猛烈な軍事力は、山県昌景にも引けを取らない、猛烈なパワーを持っていました。

俺の勇猛さを見せつけてくれる!

山県 昌景(歴史群像シリーズ 図説・戦国武将118 学研)

佐々成政・佐久間盛政という、戦国切っての突破力を持つ武闘派大名を従えた柴田勝家。

柴田勝家は、北陸を猛進します。

1580年の織田家勢力図(別冊歴史人 「戦国武将の全国勢力変遷地図」KKベストセラーズ)

「織田家の猛虎たち」を集めたような柴田軍団は猛烈な勢いで北陸を席巻し、織田家の領土を一気に広げてゆきます。

武闘派 勝家は内政面でも能力を発揮し、「一向宗の根城」という極めて難治な土地を丁寧に納めてゆきます。

権六よ。
加賀・越前をしっかり治めよ!

お任せを!

武力で征服したとしても、「一向宗に帰依している」門徒たちを懐柔し、治めるのは非常な苦労でした。

私が得意なのは、軍事だけではない。

内政の能力にも、ある程度長けているのだ。

軍事力のみならず、政治的才能を持っていた飛武神 柴田勝家。

調略は、不得意だ。

ああいう裏方の仕事は、猿がやっておれば良い。

羽柴 秀吉(歴史群像シリーズ 図説・戦国武将118 学研)

ふん!
自分が出来ぬくせに、威張りおって!

外交も、あまり得意ではない。

ああいうのは、光秀あたりがやっておれば良い。

勝家殿。
光秀も協力いたしますぞ。

秀吉とは、険悪というより最悪の仲であった勝家。

光秀との関係は、あまり伝わってきませんが、比較的良好だったように思います。

織田家四天王筆頭であるだけではなく、勝家は当時の日本において、稀有な能力を持つ人物だったのです。

ワシが北陸を治めてみせる!

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