真珠湾奇襲攻撃 77〜凱旋帰国へ〜|太平洋戦争

前回は「真珠湾奇襲攻撃 76〜米軍、反撃準備へ〜」の話でした。

草鹿龍之介 第一航空艦隊参謀長(連合艦隊司令長官 別冊歴史読本 新人物往来社)

山本長官の顔を立てて、
ウェーク島は攻撃しましょう。

南雲忠一 第一航空艦隊司令長官(連合艦隊司令長官 別冊歴史読本 新人物往来社)

うむ。

それでは、ウェーク島攻撃は
任せる。

お任せください。

草鹿参謀長は、一部の艦隊を分け、ウェーク島を攻撃しました。

南雲機動部隊のハワイ奇襲攻撃の航路図(歴史人2021年8月号 ABCアーク)

機動部隊がウェーク島を
攻撃している模様!

宇垣纏 連合艦隊参謀長(連合艦隊司令長官 別冊歴史読本 新人物往来社)

なんだと!

なぜ、ミッドウェーを
やらない?

山本五十六 連合艦隊司令長官(連合艦隊司令長官 別冊歴史読本 新人物往来社)

宇垣参謀長・・・

まあ、仕方あるまい。

ミッドウェーを攻撃して、
大きな被害を与えれば満点だが・・・

ハワイまで攻撃に行って、
我が空母が無傷であることは、喜ぶべきだ。

はっ!

山本長官はガッカリするも、

まずは大戦果!

と喜びます。

ウェーク島は、大した艦艇もなく、爆撃はすぐに終了しました。

第一航空艦隊旗艦 空母赤城(Wikipedia)

ウェーク島、
爆撃完了!

よし!
凱旋だ!

全ての艦艇へ!

速やかに内地へ
帰投せよ!

これで、長かった真珠湾奇襲攻撃が終了しました。

山口多聞 第二航空戦隊司令官(WIkipedia)

なんと中途半端な・・・

ミッドウェー島が、
連合艦隊に災いをもたらすのでは・・・

落胆する第二航空戦隊を率いる山口司令官でした。

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