前回は「真珠湾奇襲攻撃 71〜憤る草鹿参謀長・宇垣纏・草鹿龍之介・山口多聞・南雲忠一〜」の話でした。
スターク総長とキング司令官

日本側が、連合艦隊司令部と赤城司令部が揉めている間も、米海軍司令部はじっと日本の動きを見守ります。
まさか、日本海軍司令部同士で揉めているとは、「夢にも思わない」スターク総長とキング司令官。

Nagumoの動きは
どうだ?







Nagumoは、
北北西を進んでいます。



NagumoにHalseyを
向かわせるのは良いが・・・



Halseyは
攻撃一辺倒のところがある・・・
三国志の張飛のような猛将のハルゼー司令官。
攻撃には、これ以上の将軍はいませんが、少し猪突猛進的なところがあります。





くれぐれも、Nagumoに
反撃されぬよう・・・



はっ。
数少ない我が空母の保全が優先です!
Nagumoを追尾するハルゼー





Halsey司令官よ。
今、どのあたりだ?





Nagumoを追って、
Midway北東を航行中です。



必ずや、
NagumoにはMidway攻撃を断念させます。



我々の
攻撃隊は、いつでも発艦できる状況です!





うむ。
頼むぞ。



Midway島は、
Hawaii真珠湾から近い。



万が一、NagumoにMidwayをやられても、
奪い返せばよいのでは。



たしかに、あまりに大きなリスクを
とってまで、Midway島を守らなくても良いかも知れません。
冷静に状況判断する米軍司令部





Enterpriseにも
Lexingtonにも、まだまだ頑張ってもらわねば・・・



我が、USの工業力は、
Japanを遥かに上回る。



しかし、あれだけの規模の
空母をつくるのは時間がかかる。



わかりました。



Halsey司令官と連絡取り、
慎重にNagumoには対処します。



Halseyのバカが、
やりすぎて、Nagumoに反撃されることだけは・・・



絶対に、
絶対に避けなければ・・・
真珠湾を奇襲攻撃され、多数の士官・兵士が亡くなった米海軍。
それでもなお、冷静沈着に対応する人物たちが、上でしっかり作戦指揮をしていました。
それは、感情的になっている赤城司令部とは対照的な状況だったのでした。