前回は「真珠湾奇襲攻撃 54〜ハルゼーの出番〜」の話でした。


山口司令官が、赤城へ来る
飛行機を準備させています。





あいつのことだ。



上空を敵機が飛んでいようと、
本気で来るつもりだろう。



山口司令官が、ここへ乗り込んできたら、
いかがしますか?



・・・・・





遅い!
何やってるんだ!
山口司令!
飛行機の準備が整いました!



準備できたか!



すぐに赤城へ行くぞ!


しかし、山口司令!
敵機が付近にいるので、護衛戦闘機の
準備をお待ち下さい。



そんなもの、待ってられるか!
しかし、山口司令が飛ぶとなると・・・
少なくとも、護衛戦闘機3機は必要です!



護衛なんぞ、いらん!





米軍に撃ち落とされたら、それまでだ!



すぐに出動!
しかし・・・



これは命令だ!
ははっ!
山口司令官の搭乗する飛行機を、準備する部下達。
本当に大丈夫だろうか?
赤城では、山口司令官が来る準備をしていました。



本気で山口司令官は、来るかもしれん。



山口司令官の飛行機は、
決して攻撃せぬよう!





南雲長官に、第二次攻撃の命令を出しますか?





うむ・・・



しかし、命令を出したところで・・・



南雲は、やらないだろう・・・
唇噛む山本司令長官でした。