前回は「真珠湾奇襲攻撃 47〜苦悩極める山口司令官〜」でした。

自国を攻撃され、長年の友人であるキンメルまで負傷する事態に怒り心頭のハルゼー司令官。

ジャップは、俺がぶち倒す!
怒り狂ったハルゼーが真珠湾を目指している頃、ハル国務長官とキング司令官は体勢の立て直しの協議を続けます。





我が合衆国の空母は大丈夫か?
これを聞いたキング司令官。


ハルゼー司令官の性格を、よく知っているキング司令官は慌てます。



そうだ!
そろそろハルゼーの元にも、
真珠湾攻撃の連絡がいっているだろう。



あいつのことだ、怒り狂って、
勝手に日本海軍へ反撃に向かうに違いない!
そして、キング司令官は、スターク作戦部長に連絡を取ります。





ハルゼーが独断で
日本攻撃に向かわぬよう指令を!
連絡を受けたスターク作戦部長。



確かに、ハルゼーは止めねば、
奴の性格だ。
勝手に敵へ向かってしまうだろう。


米空母の安全を最優先し、スターク作戦部長はハルゼー司令官に指令を出します。



空母レキシントン・エンタープライズの
保全を最優先とせよ。



真珠湾へは向かうな!



なんだと!
我が合衆国が奇襲攻撃されているんだぞ!
憮然とするハルゼー司令官でした。