真珠湾奇襲攻撃 41〜焦る山口司令官〜|太平洋戦争

前回は「真珠湾奇襲攻撃 40〜ニミッツという男〜」でした。

多士済々の海兵40期の中でも、学生時代から今に至るまで一際目立つ存在である山口司令官。

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山口多聞 第二航空戦隊司令官(連合艦隊司令長官 別冊歴史読本 新人物往来社)

「将来の日本海軍を担うのは自分だ!」という思いもあります。
そして、座乗する空母飛龍司令室で航空隊による猛攻撃を指揮していました。

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空母 飛龍(Wikipedia)

一航戦所属の淵田美津雄 第一航空艦隊赤城飛行長率いる攻撃隊は、
次々と米戦艦・駆逐艦を攻撃し、大打撃を与えます。
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淵田美津雄 第一航空艦隊赤城飛行長

座乗する空母飛龍からも、真珠湾からの立ち上る黒い煙が見えます。
「よし!」と山口司令官。

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真珠湾攻撃で損傷を受けた米国艦船(歴史街道2021年12月号 PHP研究所)

「おい、敵空母は叩いたか?」と部下に尋ねる山口司令官。

飛龍幕僚が答えます。
「どうも敵空母は真珠湾に在泊していない模様です。」と。
山口司令官は「なに!そんな馬鹿なことがあるか!敵空母が在伯していることは、
諜報で確認しているのだ!いないはずはい!探せ!」と幕僚に命じます。
「はっ!」と答える幕僚たち。

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山本五十六 連合艦隊司令長官(連合艦隊司令長官 別冊歴史読本 新人物往来社)

二航戦所属の航空隊に空母を探すように指示しますが、米空母は見つかりません。

「山口司令。やはり敵空母はいない模様です。」と山口司令官に報告する幕僚たち。
「そんなはずはない。空母がいないなら、奇襲攻撃の価値が激減してしまう。
まさか・・・・・」と山口司令官。
こちらは、山口と共に、航空派の主軸をなす草鹿龍之介参謀長。
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