真珠湾奇襲攻撃 41〜焦る山口司令官〜|太平洋戦争

前回は「真珠湾奇襲攻撃 40〜ニミッツという男〜」でした。

山口多聞 第二航空戦隊司令官(WIkipedia)

多士済々の海兵40期の中でも、学生時代から今に至るまで一際目立つ存在である山口司令官。

将来の日本海軍を担うのは、
私だ!

そして、座乗する空母飛龍司令室で、航空隊による猛攻撃を指揮していました。

第二航空戦隊 空母飛龍(Wikipedia)

一航戦所属の淵田美津雄 第一航空艦隊赤城飛行長率いる攻撃隊は、次々と米戦艦・駆逐艦を攻撃し、大打撃を与えます。

淵田美津雄 第一航空艦隊赤城飛行長

座乗する空母飛龍からも、真珠湾からの立ち上る黒い煙が見えます。

よし!

喜び勇む山口司令官。

沈没する戦艦アリゾナ(歴史人2021年8月号 ABCアーク)

おい、敵空母は叩いたか?

飛龍幕僚に尋ねる山口司令官。

飛龍幕僚が答えます。

どうも敵空母は、真珠湾に在泊していない模様です。

なに!

そんな馬鹿なことがあるか!

敵空母が在伯していることは、
諜報で確認しているのだ!

いないはずはい!探せ!

はっ!

幕僚に、二航戦所属の航空隊に米空母探索を命じた山口司令官。

山口司令。やはり敵空母はいない模様です。

米空母は見つかりません。

そんなはずはない!

山本五十六 連合艦隊司令長官(連合艦隊司令長官 別冊歴史読本 新人物往来社)

空母がいないなら・・・

奇襲攻撃の価値が、激減してしまう・・・

まさか・・・・・

草鹿龍之介 第一航空艦隊参謀長(連合艦隊司令長官 別冊歴史読本 新人物往来社)

こちらは、山口と共に、航空派の主軸をなす草鹿龍之介参謀長。

米空母が、いようといなかろうと関係ない!

ここまで米海軍を叩いているんだ!

大勝利だ!

なんとしても、米空母を叩かねば!

血走った目で、幕僚たちを睨む山口司令官でした。

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