真珠湾奇襲攻撃 32〜リメンバー・パールハーバー〜|太平洋戦争

前回は「真珠湾奇襲攻撃 31〜海軍内部のライバル意識〜」でした。

Franklin Roosebelt米大統領(Wikipedia)

ハル国務長官と相談を続けるルーズベルト大統領。

Cordell Hull米国務長官(Wikipedia)

どう、米国民の戦争参加への意欲を鼓舞するか。

それは最重要ですね。

「日本の出方」を、ずっと見守っている間、ルーズベルト大統領は考え続けていたことがありました。

米国民への演説が、極めて重要だ!

「米国民への演説」を「対日・対独戦争の方針」以上に重視していたのです。

米国民に対日戦争への意欲を煽るためには、短いフレーズが良い。

それでずっと考えていたのだが・・・

「リメンバー・パールハーバー」は、どうだろうか?

ハル国務長官に問いかける、ルーズベルト大統領。

「リメンバー・パールハーバー」ですか・・・

非常に分かりやすいですね。

さすが大統領です!

大賛成のハル国務長官。

そうか。君も良いと思うか。

よしっ!決まりだ。

この「リメンバー・パールハーバー」を、
演説の軸にする!

大統領演説を、さらに練るぞ!

勇むルーズベルト大統領。

Adolf Hitler独総統(Wikipedia)

そういえば、ドイツはヒトラーが率いているが・・・

Japanの総理大臣は、誰だったかな?

東條英機 内閣総理大臣兼陸軍大臣(国立国会図書館)

陸軍のボスのTojoです。

Tojo・・・?

よく知らないが・・・

また変わるかもしれないしな。

まあ誰でもいいか。

Japanは、天皇制ですからな。

とにかく、君は真珠湾の状況を、キング司令官と協議してくれ。

日本への反撃に備えてくれ!

分かりました。
お任せを!

キング司令官を呼べ!

Ernest King司令官(Wikipedia)

山本司令長官が、奇襲作戦立案時に考えていた「米国民の士気を消沈せしめる」という構想。

山本五十六 連合艦隊司令長官(連合艦隊司令長官 別冊歴史読本 新人物往来社)

事態は、山本司令長官の思惑とは、真逆の方向に向かっていました。

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