真珠湾奇襲攻撃 31〜海軍内部のライバル意識〜|太平洋戦争

前回は「真珠湾奇襲攻撃 30〜燃える山口司令官〜」でした。

南雲忠一 第一航空艦隊司令長官(連合艦隊司令長官 別冊歴史読本 新人物往来社)

真珠湾攻撃に向かった、南雲司令長官率いる第一航空艦隊。

「一航艦」と略称される第一航空艦隊は、3つの航空戦隊から成り立っています。

第一航空艦隊(ビッグマンスペシャル 連合艦隊上巻 勃興編 世界文化社)

第一航空戦隊:南雲忠一司令長官直卒(旗艦:空母赤城)

第一航空艦隊旗艦 空母赤城(Wikipedia)
第一航空艦隊 空母加賀(Wikipedia)

第二航空戦隊:山口多聞司令官

山口多聞 第二航空戦隊司令官(WIkipedia)
第二航空戦隊 空母飛龍(Wikipedia)
第二航空戦隊 空母蒼龍(Wikipedia)

第五航空戦隊:原忠一司令官

第五航空戦隊 空母翔鶴(Wikipedia)
第五航空戦隊 空母瑞鶴(Wikipedia)

それぞれ一航戦、二航戦、五航戦と呼ばれていました。

中心は、南雲司令長官率いる一航戦です。

そのため、最も戦歴が長いベテランは一航戦に集まる傾向がありました。

出来たばかりの空母翔鶴、瑞鶴を擁する五航戦は、まだ経験の浅いパイロットが多かったのです。

一航戦のパイロットは「我々は正妻の子」で、五航戦は「妾の子」と明らかな差別感を持っている人が多かったのです。

淵田美津雄 第一航空艦隊赤城飛行長

攻撃隊を指揮する淵田美津雄 第一航空艦隊赤城飛行長は、もちろん一航戦所属。

二航戦はその間の存在であり、一航戦よりは「格下」という感じです。

負けん気の強い熱血漢の山口司令官。

一航戦に負けるな!

我が二航戦の恐ろしさを、見せつけてやれ〜!

座乗する飛龍で、雄叫びを上げ続けていました。

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