井伊直弼 10〜奮う直弼〜|幕末維新

前回は「井伊直弼 9〜最高権力者へ〜」の話でした。

井伊 直弼(Wikipedia)

井伊直弼の前は4代続けて井伊家だった大老。

そこで、将軍家定は「井伊直弼の能力・人柄に任せた」というよりも「何となく井伊家」という感じで任命したのでしょう。

第十五代将軍 徳川 家定(Wikipedia)

埋木舎でひっそりとした人生を送っていたのに、突然、彦根藩主になって自分でも驚いていた井伊直弼。

今度は大老として、江戸幕府を任されることになります。

井伊よ。
徳川幕府を任せたぞ!

井伊直弼自身が信じられない展開だったでしょう。

私めにお任せを!

最初は信じられなかった直弼。

本当に私が大老に・・・?

夢ではないのか・・・?

ならば、徳川宗家のために、
私が揺らいだ徳川家の屋台骨を修復してみせよう!

井伊直弼は、大興奮を超えて、大奮起します。

私が、幕府の威信を取り戻してみせる!


井伊直弼の大老就任は、徳川幕府においては非常に大きな転換点でした。

吉田 松陰(国立国会図書館)

激動の世界において、
徳川幕府ではダメだ!

「徳川幕府は倒すしかない」と考えていた吉田松陰や橋本左内。

橋本 左内(Wikipedia)

徳川幕府の大きな変化を肌身で感じていたものの、

井伊直弼って誰?

長らく表舞台にいなかった井伊直弼の存在は、その程度でした。

井伊直弼が大老になったところで、
徳川幕府は大して変わらない・・・



こう考える橋本左内たち。

時代は、幕末の大きなうねりの中に突入してゆきました。

そして、「まさか・・・・・」という事態に向かってゆきます。

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