織田信長の野望と夢を育んだ美濃国と岐阜城|戦国時代

前回は「織田信長が天下を見据えた岐阜城天主閣からの眺め」の話でした。

岐阜城を見上げてみましょう。

岐阜城見上げ(新歴史紀行)

高いところに天主閣が見えます。

信長の頃は、さぞかし壮大な感じだったでしょう。

民衆や国衆からすると、「あそこが我々の領主の城だ」となります。

象徴としての城という意味では、とても良いです。

後に建築する安土城もまた、岐阜城(稲葉山城)の影響があるのでしょう。

安土城図(歴史人2016年12月号KKベストセラーズ)

岐阜城を築くには、大変なコストと労力がかかったでしょう。

木材は金華山(稲葉山)から切り出すとしても、石などの建設資材はどうやって運んだでしょうか。

安土城同様に、岡部又右衛門が棟梁となって築いた城ですが、壮大なロマンを感じます。

織田信長像(岐阜駅前)(新歴史紀行)

岐阜駅前の広場には、織田信長公の金色の像があります。

とても目立ちますので、岐阜へ行った際にはご覧ください。

「豪華な信長らしさ」でこの金ピカになったのでしょうが、「ちょっとピカピカしすぎかな」と思います。

銅像としては、これほど高い位置にあるのは珍しいです。

岐阜城天主閣のごとく、信長があたりを睥睨する感じですね。

織田信長(歴史群像シリーズ 図説・戦国武将118 学研)

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