前回は「立花道雪 8〜大友家の危機〜」の話でした。

龍造寺に続き、島津家にも「まさか」の大敗を喫した大友家。
もはや、弱体化は誰の目からも明らかでした。

猛烈な勢いを見せる龍造寺軍に対して、西から大友家はどんどん侵食されます。


はっは〜!
この隆信に続け!



ワシについて来れば、
どんどん領土が増えるぞ!



龍造寺に敵なし!





隆信様の、軍事能力は隔絶している。



これは、ひょっとしたら、
龍造寺の世になるかもしれぬ!



私も大いに働こう!
1582年の勢力図では道雪の本拠地 筑前付近は大友家の領土で良いように思います。
猛烈な勢いの龍造寺に、多数の国人たちが加わっていたので、曖昧な表現となっています。
このまま西から龍造寺が、南から島津が攻め込んできて、もはや大友家は「保たない」と考えられていました。


それほど猛烈かつ苛烈な勢いだった、、島津と龍造寺。



まさか、九州の超名門である、
我が大友が・・・



こんなにも
追い込まれるとは・・・


しかし、強いもの同士はぶつかり合うのが歴史の必然です。



凋落した大友には
用はないわ!



なんだと・・・
「大友など関係ない」とばかりに、睨み合う島津と龍造寺。
激突するのは、時間の問題でした。
そしてその2家の前では霞んでしまう感じの、かつては「九州の帝王」だった大友家でした。