立花道雪 6〜武雷神の挫折〜|戦国武将

前回は「立花道雪 5〜武雷神の油断〜」の話でした。

立花道雪(歴史群像シリーズ 図説・戦国武将118 学研)

事実上、大友家に従属していた龍造寺家が、突如、大友に叛旗をひるがえします。

1570年頃の九州勢力図(歴史人2020年11月号 KKベストセラーズ)

そして弱小龍造寺家に対して、まさかの大敗北を喫した大友家。

龍造寺隆信(Wikipedia)

立花道雪といえど、高齢と前年1569年の毛利家との総力戦で疲れ果てていたのでしょう。

武雷神の神通力も、少し低下していたようです。

総大将 大友親貞が討たれた大友家は、多数の国人の離反を招き凋落します。

それに対して、龍造寺隆信は、一気に勢力拡張してゆきます。

「五州二島の領主」よ!

義理の弟で智勇兼備の鍋島直茂、龍造寺四天王の成松信勝らがいる龍造寺軍は猛烈なパワーで、西九州を席巻します。

1580年頃の九州勢力図(歴史人2020年11月号 KKベストセラーズ)

我が龍造寺の軍事力は、九州最強よ!

そして、南から大きく勢力を伸ばす島津家。

島津家と従属していたはずの龍造寺家に挟まれる形となった大友家は、一気に窮地に陥ります。

大友宗麟(Wikipedia)

そして、いよいよ南から来襲する島津家との決戦の時が、きました。

我が大友の力が、ここまで弱体化するとは・・・

まだ拙者がおりますから、大友家は安泰です。

高橋紹運と共に、大友家を支えましょう!

大友家に逆風が吹き荒れる中、島津家が突風のような勢いで北九州に乗り込んできたのです。

島津義弘(図説・戦国武将118 学研)

一時は「九州の王」とも言える立場にいた大友家。

我が島津は、守護の名門なり!

四人の兄弟が力を合わせて、戦国の時代を切り開いてゆくのだ!

凋落の一途を辿りつつありました。

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